風に吹かれて

 

良くない結果だとわかっていても、きちんと自分で考えて選びたい わかった上で決めたい

 

空いた穴をリボンで塞いでくれた 灰色の空気の上に何度も何度もピンクを塗りたくってくれた それが嘘かほんとかなんてどうでもよかった。

 

火傷の跡を心配してくれたけど、あなたがつくったモッズコートの袖はちょっと長くて、その冬わたしを守ってくれた。

あのコート着ると隣に架空のすきな人がいる感覚がして、ずっと手をつないで守ってくれてるみたいで。

いつも嘘ばっかり

だいすきです

 

 

発表会

 

ビニールバッグに一緒にシール貼った季節がまた来るなあ

もうすぐわたしたち24歳になるね

 

ちはると何度目の発表会なんだろ

思い出もおそろいもどんどん増えていくね

季節や時間が移り変わるのを千春ちゃんと感じられる度、生きていくのも嫌いじゃないと思えてる

 

一角獣

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結ちゃんと音楽の話をぽつぽつと、高円寺

 

音楽がすきとか、いい作品をつくりたいとか、もちろん大前提としてあるけどやらなきゃ生きてけないからやっている っていう話を

むすぶちゃんの待ち受け、ホーム画面も私の写真だった、、、うれしかった。

明るいうたをうたいたいって言ってた

 

相変わらずpinkのゆみこちゃんや、ご近所物語の実果子ちゃんや、満月をさがしての満月になりたくて、そういう服を探し求め徘徊していた

異常なロマンチックを求めるのは、もはや夢見がちなどではなく夢の世界の住人だし、夢遊病患者そのものだよね。

病的

先生あたしパーなんです。

 

 

キラキラはもう嫌い

 

でも求められたらやめられないんだ キラキラはもう嫌い あたしがどんどん死んでくから

 

深夜のドンキのベンチで聴く靖子ちゃん

今日車にはねられそうになってびっくりしたあと一番に思ったのが轢いてくれればよかったのになーで自分に絶望した、でもこんな安い絶望殺してやるいつか

 

好きな人と食べるごはんはおいしいし、がんばって普通の体重に戻した でも鏡を前にして腕とか見ると、気が狂いそうになって、ていうか気が狂って眠れないし外に出られないなあ

だから深夜徘徊がやめられない7キロ歩いたところ なにと戦ってるんだろうなあ。 健常者にはこんな気持ちわかんないんだろうな、いつまでもひとりぼっちだな。当たり前のことが出来ない、恥ずかしい、消えて無くなりたい

 

こんな日も水色の裾にレースが刷ってあるスカートが揺れると幸せな気持ちになるし、金のキラキラした糸で縫われたカーディガンはこの心もバラバラにならないように繋ぎ合わせてくれてる。

服が好きでよかったよ、本当に。

 

 

わたしが少女でいるにはみんなが優しいことが必要だよ

 

こんな姿じゃ生きたくないを何回繰り返せばいいんだろう

 

どうしてこんな風になる前に助けてくれなかったんだろう、みたいな被害者ぶる自分を何回も刺して刺して否定して殴って殺した!と思ったのにまだしぶとく生きてて、やっと3ヶ月ぶりくらいにベッドで3時間も眠れてうれしかったのにそんなの足しにならないくらいのしんどさに飲み込まれる。 立ち上がらないで昔の私。大好きだけど大嫌い。

 

髪ピンクに染めてくる、綺麗な髪のふつうの可愛い女の子になりたくて一生懸命抑えてたけどやっぱり無理だー。悲しいけどうれしい そんな気持ちばっかだなほんと。

 

冬生まれ

 

っぽい、とかなりの確率で言われるけど夏の真ん中に生まれた

 

夏服のほうが圧倒的にすきだし 夏が大好き

けどこの前、ピンクがすごく似合うから春生まれのイメージって言ってくれた人がいて、キュンとしてしまった。

 

神様、今年は春が似合う女の子になりたいです。

 

 

つらくてつらくて髪は男の子より短く切ってしまっていたのに、それでも身に付けるものはピンクと白ばかりの女の子がいた。

 

雰囲気作り、なんていうけど、

心から大好きなものを着ている人のキラキラの前ではそんなもの無力なんだよなあ 彼女は冗談抜きでほんとダサかった!のに信じられないくらい纏ってるもの全部可愛く見えた。

 

たくさん真似したし、自分に嘘つくのやめた

(ボーイッシュなボトムなのにトップスはぜんぶピンク、って組み合わせは間違いなくその娘の影響)

周りを気にせずかわいいと思う服、ピンクのもの着るようになった。

 

 

初めて逢った日みたいにとっても長くて柔らかそうな髪 きょとんとした顔といつまで経っても似合ううらごいぞくのお洋服。

 

東京でまた逢えて嬉しい。

あの時もっと強くなれてたら 今もふたりっきりで内緒のはなしとか、大好きなあのバンドの話出来たのかな。

 

やっぱり春が一番似合うのはあの娘だから わたしは夏が似合う女の子目指そっと。